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iCloud写真がハッキングされないための対策チェックリスト——2段階認証からデータ保護強化まで
Mehmet Ali Kısacık · 「秘密のアルバム」開発者 · 2026年7月22日 · 4分で読了
更新日 2026年10月2日
iCloudの写真流出を防ぐには、Apple Accountの一意で強力なパスワード、2ファクタ認証、復旧キー、高度なデータ保護を順に見直します。過去の著名人写真流出でAppleが説明した原因も、iCloudの欠陥ではなく個別アカウントへの標的型攻撃でした。

目次
過去の流出事件ではApple Accountが狙われた
Appleは2014年の著名人写真流出について、ユーザ名、パスワード、セキュリティ質問を狙った標的型攻撃で特定のアカウントが乗っ取られたと報告しました。調査した事例では、iCloudやFind my iPhoneを含むAppleのシステムの欠陥が原因ではなかったとしています。1
そのため、守るべき入口はApple Accountです。Appleは、詐欺サイトにパスワードなどを入力した可能性がある場合、すぐにパスワードを変更し、2ファクタ認証が有効か確認するよう案内しています。すでに心当たりのないサインインなどがある場合は、不正利用が疑われるときの確認手順に進んでください。6
iCloud写真の流出を防ぐチェックリスト
優先して見直す4項目
- 1.
Apple Accountのパスワードを一意で強力なものにする
Appleは、不正利用が疑われる場合は一意で強力なパスワードへ変更するよう案内しています。ほかで使っていないパスワードをApple Account専用に設定します。5
- 2.
2ファクタ認証を有効にする
2ファクタ認証は、パスワードに加えて信頼できるデバイスなどを使って本人確認を重ねる仕組みです。パスワードが漏れても、それだけではアカウントにアクセスできないようにします。2
- 3.
復旧キーを設定して安全な場所に保管する
復旧キーはApple Accountにサインイン済みのiPhone、iPad、Macで生成できます。Appleは書き留めて安全な場所に保管するよう案内しており、信頼できるデバイスを使えないときのアカウント復旧に使います。3
- 4.
クラウドに置きたくない写真はiCloud写真から分ける
アカウントの防御とは別に、クラウドに置きたくない写真だけをiCloud写真の外に分ける方法があります。秘密のアルバム - 写真の隠しフォルダ(Secure Folder)は、写真、動画、ファイルをiPhone上のアプリの保護されたストレージに保存するローカル金庫です。何もアップロードせず、iCloudを使わず、アカウントやメールアドレスも必要ありません。
写真を取り込むと金庫にコピーされ、最初の写真取り込み時には元の写真をライブラリから削除するか確認されます。削除を選ぶとiOSの確認後に元の写真が「写真」アプリから削除され、金庫側のコピーはiCloud写真と同期されません。
Apple Accountの防御はそのまま続けながら、クラウドに置かない写真だけを分ける使い方ができます。写真の保存方法についてはデータの扱い、金庫や取り込みの仕組みについては機能の詳細で確認できます。
見られたくない写真をパスコード付きの金庫に移せます。
「秘密のアルバム」はApp Storeから無料でダウンロードでき、写真や動画はiPhone内に保存されます。
出典
- 1.Apple, “著名人の写真に関する調査状況の報告,” apple.com
- 2.Apple, “Apple Accountの2ファクタ認証,” support.apple.com
- 3.Apple, “Apple Accountの復旧キーを設定する,” support.apple.com
- 4.Apple, “iCloudのデータセキュリティの概要,” support.apple.com
- 5.Apple, “Apple Accountの不正利用が疑われる場合,” support.apple.com
- 6.Apple, “フィッシングメッセージ、偽のサポート電話、その他の詐欺を含むソーシャルエンジニアリングスキームを認識し、対処する,” support.apple.com
- 7.Apple, “iCloudの高度なデータ保護を有効にする方法,” support.apple.com