iPhoneの非表示フォルダと金庫アプリ、何が違う?

Mehmet Ali Kısacık · 「秘密のアルバム - 写真の隠しフォルダ」開発者 · · 更新日

iPhoneの非表示フォルダは、写真アプリに最初からある「非表示」アルバムのことです。場所はiOSのバージョンによって違い、iOS 26以降は「コレクション」タブにある「ユーティリティ」の中です。隠した写真はライブラリやほかのアルバム、ホーム画面の写真ウィジェットに出なくなります。非表示フォルダを開くときは、Face ID、Touch ID、パスコードのどれかで認証します。このページは、写真を隠す金庫アプリ「秘密のアルバム - 写真の隠しフォルダ」の開発者が書いています。

要点

人に写真を見せるとき、隠した写真がうっかり表示されるのを防ぎたいだけなら、非表示フォルダで十分です。元の写真を削除してiCloud写真にも残らないようにしたい場合や、隠した写真をフォルダで分けたい場合は、金庫アプリが向いています。

非表示フォルダの場所と開き方

iOS 26以降は、次の手順で開きます。iOS 18では写真アプリを上にスワイプすると出てくる「ユーティリティ」の中に、iOS 16と17では「アルバム」タブの「その他」の中にあります。

  1. 1.写真アプリを開いて、「コレクション」をタップします。
  2. 2.下にスクロールして、「ユーティリティ」の「非表示」をタップします。
  3. 3.「アルバムを表示」をタップして、ロックを解除します。
  4. 4.写真を元に戻すときは、その写真を開いて「その他」ボタン(…)をタップし、「再表示」を選びます。

iPhoneで写真を非表示にする手順

隠しても写真が削除されるわけではなく、表示されなくなるだけです。何枚もまとめて隠すときは、「選択」をタップして写真を選び、「その他」ボタン(…)から「非表示」をタップします。1枚ずつ隠す手順は次のとおりです。

  1. 1.写真アプリで、隠したい写真やビデオを長押しします。
  2. 2.「非表示」をタップして、確認が出たら確定します。

非表示フォルダごと隠す設定

非表示フォルダがあること自体を見せたくないなら、設定で写真アプリに出さないようにできます。「非表示アルバムを表示」をオフにしている間は、写真アプリのどこにも出てきません。

ただし、iPhoneのパスコードを知っている人なら、設定からすぐオンに戻せます。同じ設定画面にある「Face IDを使用」(機種によっては「Touch IDを使用」か「パスコードを使用」)は、オンのままにしてください。オフにすると、写真アプリを開いた人が認証なしで中を見られます。

  1. 1.設定アプリを開き、「アプリ」>「写真」の順にタップします(iOS 17以前は「設定」>「写真」)。
  2. 2.下にスクロールして、「非表示アルバムを表示」をオフにします。

非表示フォルダが消えた・見つからないとき

まず、設定の「非表示アルバムを表示」がオンになっているか確かめてください。オフだと、写真アプリのどこを探しても出てきません。

iOSを更新した直後なら、置き場所が変わっただけかもしれません。iOS 17までは「アルバム」タブの「その他」、iOS 18は写真アプリを上にスワイプすると出てくる「ユーティリティ」の中にありましたが、iOS 26以降は「コレクション」タブの「ユーティリティ」の下です。

フォルダはあるのに写真が減っているときは、同じ「ユーティリティ」にある「最近削除した項目」を見てください。iCloud写真を使っていると、別のデバイスで削除した写真はこのiPhoneからも消えます。削除した写真は30日間そこに残るので、その間なら戻せます。

非表示フォルダは増やせる?

増やせません。非表示にした写真は、どれもひとつの「非表示」アルバムに入ります。中をさらにフォルダ分けすることもできません。

隠した写真を分けて管理したいなら、金庫アプリを使うことになります。「秘密のアルバム - 写真の隠しフォルダ」では、名前を付けたフォルダをいくつも作れます。

項目別に比較

開き方 秘密のアルバム: アプリ専用のパスコード、またはFace ID iPhoneの非表示フォルダ: iPhoneと同じFace ID・Touch ID・パスコード
iCloud写真との同期 秘密のアルバム: しない(クラウド同期機能なし) iPhoneの非表示フォルダ: iCloud写真がオンなら同期され、iCloud.comでも見られる
iCloud共有写真ライブラリ 秘密のアルバム: 金庫の写真は対象外 iPhoneの非表示フォルダ: 非表示にすると参加者全員の「非表示」に入る
フォルダ分け 秘密のアルバム: 名前を付けたフォルダを複数作れる iPhoneの非表示フォルダ: できない(ひとつだけ)
元の写真 秘密のアルバム: 写真アプリに残る(取り込むのはコピー)。「元ファイルを自動削除」をオンにすると、取り込んだあと写真アプリから消える iPhoneの非表示フォルダ: ライブラリに残ったまま
目立たなくする方法 秘密のアルバム: アイコンを電卓や天気などに変えられる。ロック画面も実際に計算できる電卓にできる iPhoneの非表示フォルダ: 写真アプリに出さない設定がある
おとり金庫(フェイクPIN) 秘密のアルバム: あり iPhoneの非表示フォルダ: なし
侵入者アラート 秘密のアルバム: あり iPhoneの非表示フォルダ: なし

他のアプリの情報は、2026年7月時点の公開情報で確認しています。

「秘密のアルバム」を選ぶなら

  • 隠したい写真を金庫に取り込んで元の写真を消し、iCloud写真や共有写真ライブラリに残らないようにしたい。
  • 隠した写真を、名前を付けたフォルダで分けておきたい。
  • ロック解除を迫られたときのフェイクPINや、パスコードを間違えた人の顔を撮る侵入者アラートを使いたい(どちらもPremium)。

App Storeでダウンロード

iPhoneの非表示フォルダを選ぶなら

  • 写真を見せるときに、隠した写真がうっかり出てこなければ十分。

よくある質問

非表示フォルダに別のパスワードはかけられますか?

かけられません。非表示フォルダは、iPhoneのロック解除と同じFace ID、Touch ID、パスコードで開きます。金庫アプリならアプリ専用のパスコードを決められます。

非表示にした写真はiCloudでどうなりますか?

削除されず、ライブラリに残ったままです。iCloud写真を使っていれば、1台で非表示にした写真はほかのデバイスでも非表示になり、iCloud.comではサイドバーの「非表示」から見られます。iCloud共有写真ライブラリの写真を非表示にすると、参加者全員の「非表示」アルバムに移り、参加者も表示したり非表示を解除したりできます。

iPhoneにシークレットフォルダ機能はありますか?

「シークレットフォルダ」という名前の機能はありません。写真とビデオを隠すなら、写真アプリの「非表示」アルバムがいちばん近い機能です。写真以外のファイルもまとめてロックしたいなら、金庫アプリが向いています。

出典

  • Appleサポート:iPhone、iPad、Mac、Apple Vision Proで「非表示」アルバムに写真を隠す
  • iPhoneユーザガイド(iOS 26):iPhoneで写真やビデオを削除する/非表示にする
  • iPhoneユーザガイド(iOS 18):iPhoneで写真やビデオを削除する/非表示にする
  • iPhoneユーザガイド(iOS 17):iPhoneで写真やビデオを削除する/非表示にする
  • Apple個人の安全ユーザガイド:Appleデバイスで写真やビデオを非表示にする
  • iCloudユーザガイド:iCloud.comで写真とビデオを非表示にする
  • 秘密のアルバム - 写真の隠しフォルダ(App Store)