ガイド
写真の隠しフォルダアプリのPINを忘れた時の対処法
Mehmet Ali Kısacık · 「秘密のアルバム」開発者 · 2026年8月5日 · 4分で読了
更新日 2026年9月24日
iPhoneのプライベートな写真を隠しフォルダアプリに入れていて、ある日PINを思い出せなくなる——これは珍しいことではない。普段の解錠をFace IDやTouch IDに任せていると、数字そのものを打つ機会がなくなり、いざという時に記憶があいまいになる。Face IDやTouch IDで金庫を開けられれば、中から新しいPINを設定し直せる。
PINを忘れたら最初に試すこと
隠しフォルダアプリの多くは、PINと生体認証を別々の解錠手段として用意している。例えば秘密のアルバム - 写真の隠しフォルダ(Secure Folder)では、金庫用のPINは6桁の数字で、iPhone本体のパスコードとは完全に別物として管理される。Face IDやTouch IDはこのPINとは別に金庫を開けられるので、生体認証で解錠できるなら、まずそれで金庫に入るのがいちばん確実だ。金庫に入れたら、「セキュリティ」タブの「PINを変更」から新しいPINを設定し直せる。
試す順番としては次のようになる。
- 金庫のロック画面でFace IDまたはTouch IDによる解錠を試す。
- 生体認証が反応しない場合は、設定アプリ側でFace ID/Touch IDが有効になっているか確認する。
- 数回だけ、心当たりのある6桁の組み合わせを冷静に試す(むやみに連打しない)。
今のうちにできる備え
4桁のPINは組み合わせが1万通りしかなく、単純な並びは推測されやすいと指摘されている(NordPass)。金庫のPINは6桁だが、単純な並びを避けるという考え方はそのまま当てはまる。PINを忘れた時に慌てないよう、今のうちに次の備えをしておこう。
- Face ID/Touch IDを有効にしておき、日常的な解錠はそちらに任せつつ、PIN自体も定期的に思い出す機会を作っておく。
- 誕生日や電話番号の一部、123456のような連番など、他人に推測されやすい並びは避ける。
Appleの「非表示」アルバムとの違い
iPhoneには、Appleが標準で用意している「非表示」アルバムもある。こちらはFace ID、Touch ID、またはiPhone本体のパスコードで開ける仕組みで、iCloud経由で同期される(Apple サポート、Personal Safety Guide)。つまり本体のFace IDを解除できる人なら誰でも開けてしまうため、家族や友人と端末を共有する場面では期待したほどのプライバシーが確保できないことがある。秘密のアルバムのような専用の隠しフォルダアプリは、本体のパスコードとは別のPINで保護されるプライベート金庫を持つ点が異なり、本体のロックを解除しただけでは金庫は開かない設計になっている。ほかの隠しフォルダアプリとの違いはiPhone向け写真の隠しフォルダアプリの比較記事も参考になる。
よくある質問
侵入者アラートはどのような時に記録しますか?
侵入者アラートは、設定した回数連続でPINを間違えた時にフロントカメラで撮影し、侵入者ログに記録する機能です。仕組みの背景は侵入者を記録するアプリの解説記事でも扱っています。
Appleの「非表示」アルバムを使えば同じように守れますか?
考え方が異なります。「非表示」アルバムは本体のFace ID・Touch ID・パスコードで開くため、端末を解除できる人なら誰でも見られる可能性があります。専用の隠しフォルダアプリは本体とは別のPINでプライベート金庫を守るため、端末を人に貸す場面でも中身を分けて守れます。
見られたくない写真をパスコード付きの金庫に移せます。
「秘密のアルバム」はApp Storeから無料でダウンロードでき、写真や動画はiPhone内に保存されます。