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iCloudの不審なサインイン「誰かがiCloud経由であなたの写真に…」は本物?

Mehmet Ali Kısacık · 「秘密のアルバム」開発者 · 2026年7月23日 · 6分で読了

更新日 2026年9月29日

iCloudの不審なサインイン通知や、頼んでいない確認コードが届いたなら、まず本人の操作かを確認し、心当たりがなければApple Accountの保護に進んでください。SMSやメールのリンクから「アカウントに侵入された」と急がせるものはフィッシングを疑い、リンクを開かないのが先です。

書類とノートPCを確認する人、iCloudアカウントの不審なサインインを扱う記事
Photo by Felicity Tai on Pexels
目次

まず、通知の出どころを切り分ける

Appleの2ファクタ認証を使っている場合、新しいデバイスやブラウザからApple Accountにサインインすると、信頼できるデバイスに通知が表示され、確認コードを受け取る流れになります。一方、SMSやメールのリンクからログインを急がせ、パスワードや確認コードの入力を求めるものはフィッシングの典型です。2,3

見覚えのない通知を受け取ったときに、Appleの2ファクタ認証通知とフィッシングの特徴を見分ける目安です。2,3
見分ける点Appleの2ファクタ認証通知フィッシングのSMS・メール
届く場所信頼できるデバイスにサインイン通知が表示されるSMSやメールなどで突然届く
表示される内容サインインの試行と、おおよその場所が表示される場合があるアカウント侵害や不正請求などを理由に不安をあおることがある
求められる操作本人なら通知から確認コードを受け取るリンク先でログインや情報入力を急がせることがある

サインイン場所と侵害のサインを確認する

サインイン通知の地図に見覚えのない市区町村が出ても、その場所だけで第三者のサインインとは決められません。Appleによると、表示位置は新しいデバイスのIPアドレスに基づくおおよその場所で、実際の所在地より接続先ネットワークを反映することがあります。3

Appleが挙げている主な不正利用のサイン

  • Appleから、覚えのないデバイスへのサインインや、自分では変更していないパスワード変更について連絡が来た。
  • 頼んでいない2ファクタ認証コードが届いた。
  • 送っていないメッセージ、見覚えのない購入、知らない信頼できるデバイス、変更していないアカウント情報がある。
  • これまで使えていたパスワードが使えなくなった。
  • 自分で操作していないのにデバイスがロックされた、または紛失モードになった。1

表示場所だけなら通信経路のずれもありえますが、自分がサインインしていないのに通知が出た場合や、上のサインに心当たりがある場合は、アカウントを保護する手順へ進んでください。1,3

Apple Accountを今すぐ保護する

心当たりのないサインインがあったときの順番

  1. 1.

    見覚えのないサインインを許可しない

    自分の操作でない通知なら「許可する」を選ばず、確認コードも使いません。SMSやメールの場合は本文のリンクを開かず、Appleの設定や公式サイトを自分で開きます。2,3

  2. 2.

    Apple Accountのパスワードを変更する

    信頼できる自分のデバイスからApple Accountのパスワードを変更し、一意で強力なパスワードにします。詐欺サイトに入力してしまった可能性がある場合も、Appleは直ちに変更するよう案内しています。1,2

  3. 3.

    サインイン中のデバイスを確認する

    iPhoneの「設定」から自分の名前を開いてデバイス一覧を確認し、心当たりのない端末は「アカウントから削除」で外します。account.apple.comの「デバイス」からも確認できます。4

  4. 4.

    アプリ用パスワードを整理する

    Apple以外のアプリでアプリ用パスワードを使っていた場合は、account.apple.comの「サインインとセキュリティ」で不要なものを削除します。主要なApple Accountのパスワードを変更すると、アプリ用パスワードはすべて自動的に消去されます。5

2ファクタ認証をまだ設定していない場合は、Appleも有効化を勧めています。設定手順や写真側の対策は、iCloud写真のアカウント対策でまとめて確認できます。パスワードをリセットできない、またはaccount.apple.comにサインインできない場合は、Appleのアカウント復旧へ進みます。1

写真をiCloudと分けておきたいとき

Apple Accountを保護したあと、特に見られたくない写真をiCloudと切り分けておきたいなら、ローカルだけの金庫を使う方法があります。秘密のアルバム - 写真の隠しフォルダ(Secure Folder)は、写真・動画・ファイルをiPhone内のアプリの保護領域に保存し、iCloudを使わず、アカウントやメールアドレスも必要ありません。

金庫の内容はApple Accountとは別にiPhone内に置かれるため、Apple Accountが不正利用されても、iCloud経由で金庫の内容にアクセスされることはありません。アカウントの保護とは別の層として、クラウドに置きたくない写真だけを分けておけます。

Appleの「非表示」アルバムとiCloudの関係が気になる場合は、Appleと非表示写真の扱いで整理しています。

見られたくない写真をパスコード付きの金庫に移せます。

「秘密のアルバム」はApp Storeから無料でダウンロードでき、写真や動画はiPhone内に保存されます。

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出典

  1. 1.Apple Support, “Apple Accountの不正利用が疑われる場合,” support.apple.com
  2. 2.Apple Support, “フィッシングメッセージ、偽のサポート電話、その他の詐欺を含むソーシャルエンジニアリングスキームを認識し、対処する,” support.apple.com
  3. 3.Apple Support, “確認コードを入手して2ファクタ認証でサインインする,” support.apple.com
  4. 4.Apple Support, “Apple Accountにサインインしているデバイスを確認する,” support.apple.com
  5. 5.Apple Support, “アプリ用パスワードを使ってApple Accountでアプリにサインインする,” support.apple.com