比較

「さくっとシークレット」と「秘密のアルバム」の違いは?乗り換える前に読む比較

Mehmet Ali Kısacık · 「秘密のアルバム」開発者 · 2026年8月12日 · 5分で読了

この記事のポイント

  • 違いは実質3点。広告の有無、クラウド出力経路の有無、迫られた場面用の機能の有無。
  • 無料枠は500項目対25項目で、「さくっとシークレット」が圧倒的に大きい。
  • 「さくっとシークレット」にはDropbox出力があり、こちらにはクラウド機能自体がない。
  • おとり金庫・侵入者アラート・アイコン偽装は、先方の掲載情報には記載がない。
  • どちらもパスコードを忘れたら復旧不可。生体認証の有効化が唯一の保険。

どちらもパスコードで写真と動画を隠すアプリで、基本の使い勝手はよく似ています。実際に分かれるのは3点だけです。広告があるかどうか、クラウドへの出力経路があるかどうか、そして「見せろ」と迫られた場面のための機能があるかどうか。無料でたくさん保存したいなら「さくっとシークレット」、広告なしで、迫られたときの備えまで欲しいなら「秘密のアルバム」が向いています。

先に結論: 「さくっとシークレット」は2015年から続く国産の定番で、無料枠が500項目と大きく、Dropboxへの書き出しやスライドショーなど「アルバムアプリ」としての機能が厚いアプリです。「秘密のアルバム」は広告を一切表示せず、おとり金庫・侵入者アラート・ステルスモードという、他人に迫られる場面を想定した機能を持ち、クラウドへ出す経路そのものを持ちません。

機能で比べる

「さくっとシークレット」側の情報は、すべて同アプリのApp Store掲載情報(2026年8月12日時点)に基づいています。

秘密のアルバム さくっとシークレット
開発元 Incogni Vault(トルコ・イスタンブール) Ms, Inc.(日本)
リリース 2025年 2015年3月
評価 (記載なし) 4.7/227,204件
無料枠 25項目(新規インストール) 写真・動画あわせて500項目
広告 なし バナー広告あり(課金で削除)。動画広告の視聴で保存枠を追加
ロック パスコード/Face ID パスコード/Face ID
おとり金庫(フェイクPIN) あり 記載なし
侵入者アラート あり(Pro) 記載なし
アイコン偽装 あり 記載なし
クラウド出力 なし Dropboxへ出力可(Wi-Fi必要)
動画再生 アプリ内で再生 アプリ内で再生(Live Photos・スローモーション対応)
スライドショー なし あり
書き出し なし アルバム一括エクスポート、写真アプリへ復元可

「さくっとシークレット」を選んだほうがいい人

正直に書きます。次のどれかに当てはまるなら、そのまま使い続けるほうが満足度は高いはずです。

  • 無料でたくさん保存したい。 500項目という無料枠は、こちらの25項目よりはるかに大きいです。
  • アルバムアプリとして使いたい。 スライドショー、表紙設定、並べ替え、コメント欄など、10年かけて積み上げた機能があります。
  • 写真アプリへ戻せることが重要。 一括エクスポートと復元に対応しています。
  • 国産であることを重視する。 開発元は日本の企業で、日本語サポートも当然に手厚いです。こちらはトルコの個人開発で、そこは事実として差があります。

「秘密のアルバム」を選んだほうがいい人

逆に、次の3点のどれかが理由なら、こちらを選ぶ意味があります。

  • 広告を一切見たくない。 「さくっとシークレット」はバナー広告の削除が課金項目として案内されており、保存枠の追加手段として動画広告の視聴も用意されています。こちらは無料でも有料でも広告を表示しません。
  • クラウドへ出る経路を持ちたくない。 「さくっとシークレット」にはDropboxへの出力機能があります。便利な機能ですが、出力経路が存在すること自体を避けたい人には向きません。こちらにはクラウド機能そのものがありません。
  • 「見せて」と言われる場面が想定される。 フェイクPINで無害な中身が開くおとり金庫、間違ったパスコードを入れた相手を記録する侵入者アラート、ホーム画面のアイコンを別のアプリに見せかけるステルスモード。この3つは「さくっとシークレット」のApp Store掲載情報には記載がありません。

両方に共通する注意点

どちらのアプリも、パスコードを忘れると中身を取り出せません。「さくっとシークレット」も掲載情報で「設定した本人以外にはわからないようになっており照会もできません」と明記しています。こちらも同じで、アカウントがないため再設定の手段がありません。生体認証を有効にしておくことが、実質的に唯一の保険です。

取り込み後に元データを消すときも、両方とも同じ落とし穴があります。写真アプリの「最近削除した項目」に30日間残るため、そこを空にするまでは、iPhoneを開ける人なら誰でも見られる状態が続きます。

よくある質問

「さくっとシークレット」から乗り換えるとき、写真はそのまま移せますか?

直接移す機能はありません。「さくっとシークレット」の一括エクスポートで写真アプリに戻してから、「秘密のアルバム」に取り込む流れになります。移し終えたら、写真アプリの「最近削除した項目」まで空にしてください。

どちらのほうが安全ですか?

保管の仕組みという点では、どちらも端末内に保存する同じ考え方のアプリです。差が出るのは想定している場面で、こちらはおとり金庫と侵入者アラートで「他人に迫られる/勝手に開けられる」状況を想定しています。一方でクラウドに書き出したいなら「さくっとシークレット」のほうが実用的です。用途が違います。

無料枠の違いはどれくらいありますか?

「さくっとシークレット」は写真・動画あわせて500項目まで無料で、動画広告を見ると枠を追加できます。「秘密のアルバム」の無料枠は新規インストールで25項目で、それ以上はIncogni Proでの解除になります。保存数だけを見るなら差は大きいです。

この比較の情報はいつのものですか?

2026年8月12日時点で、「さくっとシークレット」のApp Store掲載情報を直接確認して書いています。アプリの仕様は更新で変わるため、課金内容や機能は必ずApp Storeの最新の記載をご確認ください。

写真を、自分だけのものに。

「秘密のアルバム」はApp Storeで無料。すべて端末内で完結します。

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